更新:平成17年7月13日                                        
松愛会陶芸部 北川 弘 作品集


平成17年2月28日
 


「信楽の壷を焼く時は、鎌倉時代の野武士を思わせる古信楽大壺を
イメージして穴窯にいれる。しかし出てきたときは青白い都人のよ
うな壷に仕上がってしまう。 
これは自分が悪いのか、窯が悪いのか、その度に自問自答している。
次の窯ではイメージに近いものを狙おう。」


平成16年6月15-20日 第15回陶芸・水墨画展 出品作品
守口 ロイヤルパインズホテル 文禄の間

木の葉天目 

釣窯瓢箪 

龍と梅 

備前焼締と椿 

龍文扁壷1 

龍文扁壷2 

((紅斑月白釉円壷))
第14回水墨画陶芸合同展 平成15年6月 守口ロイヤルパインズホテル4階 文禄の間 出展作品 

第13回水墨画陶芸合同展 平成14年6月 守口ロイヤルパインズホテル4階 文禄の間 出展作品 
   

鉄釉の器
第12回水墨画陶芸合同展 平成13年6月 守口ロイヤルパインズホテル4階 文禄の間 出展作品 

信楽穴窯 自然釉 陶芸を始めて丸7年、一度は自分で 薪を燃やして作品を焼いてみたいと 思っていました。その機会が意外に 早く来て、今年の春で6回目の窯だ しをしました。 焼き物は一土、二焼 き、三細工と言いますが自分で薪を いれ焼いてみて、土だ、炎だという ことを実感できました。  この作品は昨年春4回目の窯で取 れた作品ですが、最初はあまりに平 凡な型なので窯に入れるかどうか大 変迷いました。 焼きあがって窯か ら出てきた時もそれほど良いとは思 いませんでした。  しかし一年間手元に置いてみて、 静かな内に存在感が有るのに気付き ました。これも信楽の土と風土と炎 の賜物と感謝しています。  炎の中から作品が生まれてくる、窯 だしの時の期待感、どうも穴窯に嵌 まり込んだようです。  因みに、土は信楽の古陶に黄の瀬と 長石を少々加え作陶しています。 


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